家族で陸前高田へ〜陸前高田訪問その1

JUGEMテーマ:東北の旅
2014年6月20日〜22日、初めて岩手県陸前高田市へ行きました。

震災前には縁もゆかりもなかった陸前高田。夫が復興ボランティアで年に数回通うようになり、現地の様子や関係する人々について知るにつれ、自分にも何かできることはないかと考えるようになりました。
震災当時5か月だった下の子も三歳になり、今こそ行動すべき時、と思い決め、とにかく家族で陸前高田へ行こう、と決意。
娘の小学校の開校記念日に合わせ夫が二泊三日の休みを確保してくれたので、早速旅の計画となりました。

しかし、途中で何度か、やっぱり大変すぎる?やめようかな?という思いが心をよぎりました。
もっともそう思ったのは交通手段です。夫がボランティアの時は車で乗合で行くので、高速代が無料ではなくなった今でも、交通費はそれほど高くありません。しかし、子連れで長時間の車移動は負担が大きすぎる(上の娘は車酔いがひどい、下の息子はチャイルドシートなので一時間に1回は休憩必要)ので、今回は一ノ関まで新幹線、その先はレンタカーで行くことにしました。すると、当たり前ですが車で行くよりずっと料金が高いのです。駅レンタカーのプランを使って割引も活用しましたが、往復新幹線3席とレンタカーで7万円以上!!お得なプランなどにも当てはまりません。現地で旅行客を呼び込もうにも、客側がお金がかかりすぎていけないのでは?と思ってしまいます。
何とか安く行けないものかと、新幹線の各種割引や、飛行機!という選択肢はないかなど、かなりの時間を使ってしまいました。今までは、日常生活に不便がなければそれほど多くのお金はいらない、と思っていましたが、お金をそれほど気にせず、行きたいところへ行けるくらいのお金もちになりたいかも、と思いました。

なぜそうまでして今陸前高田へ行かねばならないのか。
東京に普通に暮らしていると、震災から3年もたち、街中は以前と何も変わらず、復興という言葉を耳にすることさえなかなかないという状況です。自分の中に、絶対に現地に心を向けて生きていく、という強い決意を作り上げるためには、どうしても今の状況を自分の目で見てみたかったのです。そうでなければ、息の長い復興支援をやり抜くことはできないかもしれない、そんな不安を打ち消したかったのかもしれません。
子供たちにも、いつも夫がボランティアに行くときには、「パパは津波のお片付けに行くんだよ」と言ってきましたが、実際にその場所に行くことで何か感じるものがあるのではないか、という考えもありました。
最近息子が新幹線に乗りたがっているので、それも含め、子供達にも悪いことはあるまい、という気持ちもありました。

ともかくも2014年6月20日、サッカーワールドカップ、対ギリシャ戦を引き分けた日本代表にねぎらいの気持ちを向けた後、現地に向かって出発しました。

帰ってきた今、行くのをやめなくて本当によかったと心から思える旅でした。







 
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